賞与についても月収(標準報酬月額)と同率の保険料が徴収されることになる平成15年4月以降に加入した厚生年金の加入期間については、賞与の保険料分も厚生年金額に反映されるようになります。
ただし、賞与で納めた保険料分を年金額に反映させる代わりに、厚生年金の年金額を計算する時の給付乗率が引き下げられますので、年金額が増えるとは限りません。
では、納めた保険料と増える年金額には何か関係があるのでしょうか?
平成15年4月分の保険料からは、月々決まって支給される報酬だけでなく、ボーナスからも同率の保険料率を掛けて厚生年金の保険料が徴収されます。その影響を考えてみました。