65歳まで現役時代の到来!
従来は60歳から満額の厚生年金を受け取れていた定年退職者ですが、徐々にその支給開始年齢が65歳に引き上げられるため、65歳まではしっかり働いて収入を確保するのが当たり前のようになりつつあります。今回の改正も、そういう事情を反映したものといえるでしょう。とにかく、60歳で定年退職して年金をベースにした悠々自適な日々を送ることは少し難しくなってきています。在職老齢年金を受け取りながら、心身とも健康で充実した60歳台をおくりたいものですよね。
Aさんのように年収240万円であっても、5年間働けば1200万円の収入を確保できます。さらに年金をあわせると、ぜいたくさえしなければ夫婦二人が暮らすことは可能でしょう。
一方働かず、月額12万円の年金と預貯金や退職金などの取り崩しの現役引退生活を始めてしてしまうと、みるみるうちに預貯金残高が減り、心細い老後がまっているかもしれません。
65歳からの平均余命も、昭和30年の11.82年(女子は14.13年)から平成15年で18.02年(女子は23.04年)と1.5倍に延びています。従来の定年60歳は、まだまだ現役生活の通過点。
A氏のように、「少なくとも65歳まで現役を続ける!」
このぐらいの気概をもって、頑張っていきましょう!
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