年金/年金関連情報

郵政民営化解散で解散してしまった両院合同会議 郵政解散で頓挫!?年金改革会議

抜本的改革なくして、年金制度の将来はありません。将来像を示し、所得保障の柱として国民から信頼される制度構築をめざした超党派による会議も衆議院解散とともに解散してしまいました。

執筆者:All About 編集部

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文章:石津 史子(All About「年金」旧ガイド)

郵政解散で解散してしまった両院合同会議

国会内で開催された両院合同会議
郵政解散で解散を余儀なくされたが、何らかの成果が上がったと思いたいのだが…
郵政解散によって、これからの年金制度のあり方も含めて今年4月から国会内に設けられ、超党派の議員が参加して議論される場になっていた「社会保障制度改革に関する両院合同会議」(以後「両院合同会議」)も解散してしまいました。

たった8回の両院合同会議。
それぞれの党派の主張が繰り広げられただけで、本格的な議論には入っていなかったようです。しかし、それでも、継続して超党派の議員による話し合いがもたれたことについては、全く無駄ではなかったと思いたいものです。全国民の大きな関心事である「年金制度の将来」が議論されている会議だったのですから。

両院合同会議の8回の主なテーマは、次の通りです。

  1. 4月8日 初会合
  2. 4月14日 各党意見表明・自由討議など
  3. 4月22日 各党意見表明・自由討議など
  4. 6月6日 「年金制度の現状認識及び将来見通し」について
  5. 6月30日 「公的年金制度の必要性」について
  6. 7月8日 「国民年金の位置付け」について
  7. 7月22日 「国民皆年金の意義」について
  8. 7月29日 「国民年金と生活保護の関係」について
これら8回の会議の中から、今後につながりそうなテーマをピックアップしてみました。>>次のページ
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