どのくらい先までスケジュールが決まっていますか?今回はちょっと先のスケジュールを考えます。

新しい生活のスタートを切る人の多い4月。社会人として、初めてのお給料を手にした人も多いでしょう。将来への夢や希望も膨らむこの季節、「老後資金の準備なんて、まだ先のこと…」と思う人もいるでしょう。でも、月日の経つのは早いもの。「もう少しゆとりができたら…」と思っているうちに、時間はどんどん過ぎていきます。今回は、効率的な老後資金の準備を考えていきましょう。
 

人生の節目?~ライフプランの考え方


「ライフプラン」という言葉を皆さんも1度は聞いたことがあるでしょう。テレビや雑誌でもごく一般的に使われるようになっているので、違和感を覚えることはないと思います。でも、「『ライフプラン』って何をするの?」と聞かれると、ちょっと戸惑ってしまうかもしれません。

ライフプランを「人生の設計図」と表現することがあります。自分の一生のうちで、だれでも必ず人生の転機となるようなイベント(例えば就職や結婚、マイホーム取得など)を迎えることがあります。自分にはどんなイベントが起こるのか、そのイベントの時期はいつごろか、イベントにかかる費用はどのくらいか、そんな人生の設計図を作ることが、ライフプラン作りです。
 
3つのプランのバランスが大切!
広い意味でのライフプランには、
 1.健康のプラン
 2.心のプラン
 3.お金のプラン
が必要であるといわれています。長い人生を、健康で生きがいや目的を持ち、経済的にも安定した生活を送ることは、だれでも望む理想の人生でしょう。健康、生きがい(心)、お金の3つの要素を満足すると、理想の人生に近づくことができます。

ライフプランをもう少し狭い意味でとらえると、3.の「お金のプラン」と考えるのが一般的です。そして、お金のプランを立てるには、自分の人生にどんなイベントが予想されるのか考えることがまず必要です。

人生のイベント「ライフイベント」は、人によってさまざまです。結婚やマイホーム取得、独立開業のような大きなイベントもあれば、海外旅行や自動車の購入など何年かごとに計画するイベントもあります。

そういったライフイベントの中でも、「マイホームの取得」「子供の教育」「老後」の3つは必要な資金も大きくなります。この3つに必要な資金のことを「人生の3大資金」と呼ぶことがあります。大きな資金が必要であるということは、それだけ準備にも時間がかかります。また、それぞれの資金が必要な時期もある程度決まっていますから、早めに準備に取り掛からなければなりません。

3大資金のうち、子供の教育費とマイホーム取得の資金は必要ない、という人もいるでしょう。「結婚はしない」「結婚しても子供は持たない」「家は親から譲り受ける」という人には確かに必要ないかもしれません。でも、老後の生活のための資金、つまりリタイアメントプランのための費用が必要ない人は、まずいないでしょう。ライフプランを立てる上で、誰にとっても必要な老後資金の準備は、かかせない要素となります。

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