加入記録を探す手掛かりが届きます。 |
年金のお知らせが届きます
~ねんきん特別便
年金の加入記録が問題となってからは、社会保険事務所の窓口や出張年金相談、さらには電話相談などで加入記録の照会が行われています。
また、加入記録の名寄せ作業と平行して、加入記録を確認するための「ねんきん特別便」の発送が順次始まっています(ねんきん特別便の見本は社会保険庁のHPで見ることができます)。2008年3月までは、名寄せ作業の結果、記録が結びつくと思われる人へ優先して発送され、来年4月から10月までには年金をもらっている人、加入している人全てに発送される予定です。
このねんきん特別便には
- これまでに加入した公的年金制度の加入月数
- 国民年金の保険料納付月数及び保険料免除月数
- 厚生年金保険と船員保険の資格取得年月日と資格喪失年月日、事業所名称または船舶所有者名称
- 共済組合の加入期間と加入月数
また、ねんきん特別便には名寄せ作業の結果、結びつく可能性のあると思われる記録がある場合は、個別のメッセージが宛名の右側に記載れています。メッセージが記載されたねんきん特別便を受取った場合は、加入記録に漏れがないかどうか特に注意が必要です。
ねんきん特別便を受取ったら、加入記録漏れの有無にかかわらず、確認した旨の返事を出さなければなりません。確認の流れは以下のようになります。
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~ねんきん定期便
平成19年4月2日以降に35歳の誕生日を迎える人には、誕生月の前月に「ねんきん定期便」が送付されています。35歳は、公的年金制度では節目の年にあたります。老齢基礎年金の受給資格を満たすには25年以上の加入期間が必要(この25年を「受給資格期間」といいます)ですが、35歳まで年金制度加入したことのない人でも35歳から加入すれば60歳までに受給資格期間を満たすことができるためです(詳細は「35歳まで!年金の加入期間を必ずチェック」参照)。
ねんきん定期便に記載されている内容は、誕生月の前々月現在における
- これまでに加入した公的年金制度の加入月数
- 国民年金の保険料納付月数及び保険料免除月数
- 厚生年金保険と船員保険の資格取得年月日と資格喪失年月日、事業所名称または船舶所有者名称
- 共済組合の加入期間と加入月数
ねんきん定期便は、当初のスケジュールが見直されたため、ねんきん特別便の送付終了後平成21年度から毎年送付される予定です。実施後は少なくとも毎年1回、年金の加入記録が確認できるようになります。
もし、加入記録が見つかったら…(次ページへ)