(3)65歳~85歳までの21年間
年金がもらえるようになりましたが、年間約160万円。とてもこれだけでは生活できません。これまでと同じ支出を続けた場合、貯蓄を毎年123万円取り崩していくことに。21年間の支出合計は5922万円です。

    

(4)生涯トータル
35歳から85歳までの支出を合計すると1億5232万円になりました(2450万円+1410万円+5922万円。)60歳から再就職しないのであれば毎年104万円の貯蓄をしていく必要があります。
ただし、これは物価や給料、金利の変動などは反映していません。実際に物価が上がればもっとお金はかかるし、金利が上がれば貯蓄の増え方も変わってきます。年金制度も5年に1度見直しされるので、将来いくらの年金が受け取れるのかは今の段階ではわかりません。1億5千万円はあくまでも1つの目安にすぎないものです。

また、「生涯でいくらかかるか」は「いくら収入を得ているか」ということに大きく影響してきます。2億円使いたくても、収入が1億円しかなければそれ以上は使えません。3億円稼いだら、それだけ支出も増えます。
そこで大切になってくるのは、どのような暮らしをしたいか、そのためにはいくら必要か、いくら収入を得ればいいのか、というプランを立てること。老後は海外で暮らしたい、リッチな老人ホームに入りたい、といったプランがあるなら老後へ向けてたくさん貯蓄しなければなりません。
今が楽しければいい、というのでは将来お金が足りなくってしまいます。
これからのことゆっくり考えてみましょう。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。