ハワイの銀行で代表的なのはファースト・ハワイアン・バンクとセントラル・パシフィック・バンク。どちらも日本語のホームページがあり、日本語の話せるスタッフが常駐しています。
海外での資産運用といったおおげさなものではなく、まずは“ハワイに住んでいる気分を味わう”感覚で利用してみてはいかがでしょう。
ガイドが体験!ハワイで口座開設
どんな口座がある?
個人向けの口座としては、おもに普通預金、当座預金、定期預金、子供用の預金口座などがあります。
■普通預金
普通預金は日本の普通預金と同じですが、利回りは年0.3%(2004年7月24日現在)。日本の外貨預金では換金するときに為替リスクにさらされます。外貨のまま引き出す場合には手数料もかかるので、ドルのまま使うと決めているなら現地の銀行に預けておいたほうがリスクが少ないかもしれません。
■当座預金
当座預金は小切手で支払いをするための口座ですが、キャッシュカードと暗証番号で支払いができる、いわゆるデビットカードとして利用することができます。日本の場合は普通預金のキャッシュカード=デビットカードですが、アメリカの場合は、当座預金のキャッシュカード(チェックカードといいます)=デビットカードになります。
利息のつかないタイプと利息のつくタイプがあります。
■定期預金
7日以上から5年、または6年までの預入期間がありますが、期間が短いほど最低預入金額が高くなります。金利も3ヶ月までは普通預金と変わらないので、できるだけ長めに預けられるお金で利用した方がいいでしょう。
■子供用の預金口座
17歳または18歳までの子どもが利用できる口座です。日本にはこのような口座はないのでちょっと驚きですが、子供にお金の価値と貯め方を学ばせるためにある口座だそうです。
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