いざというときにお金が助けてくれる
このような景色を心から楽しめるのも、生活基盤が整っているからこそ。資金準備は余裕を持って行いましょう。 |
木村さん:はい、なんと言っても「お金」です。1円でも多く貯めておいたほうがいいです。お金があればトラブルも避けられるし、いろいろな選択肢が広がります。ハワイの場合、家探しが本当に大変です。1000ドル以上出せるなら問題なく部屋は見つかりますが、それ以下の予算ではなかなか見つからない。住んでいる途中で家賃が値上がったため引っ越そうとしても次に入れる部屋が見つからず、家なき子になってしまう人もいます。また、お金がないと家にこもるようになってしまうため、友達もできにくいです。
仕事ができない不安というのは、今まで感じたことのない気持ちです。日本で働いていたときは文句いったりしていましたが、今は働けるなら何でもします!という気持ちです。そのくらいお金のありがたみ、働ける幸せがわかりました。
貯蓄があったから大胆な行動をとれた!
「エネルギーは瞬間的に出る」「お金があるとトラブルが減る」などなど、体験者ならではの名言をたくさんいただきました。 |
ガイド:なるほど。目的を持ってお金を貯めるというだけでなく、「お金が貯まる」ことで、このお金でこういうことができるかもしれないと「目的」が見えてくるのですね。たしかに、やりたいことが見つかってから貯めるのでは情熱も冷めてしまう可能性があるし、チャンスを逃してしまいかねません。それから異国の地で頼る人がいないときに、お金が助けてくれるのというのもうなづけます。
他にはありますか?
木村さん:英語もできるだけ勉強しておいたほうがいいのと、勉強以外の趣味があるといいです。ハワイは日本語が通じるという印象があると思いますが、それはワイキキ周辺だけ。実際の生活の場では英語が必須です。また、勉強だけでは息が詰まってしまうし時間も持て余すので趣味があると人との交流もできるし、英語も伸びるようです。そのためにもお金の余裕が必要ですね。
ガイド:木村さん、貴重なお話をどうもありがとうございました。残りの留学期間も思い切り楽しんでください。
(取材協力:アロハストリートリビング)
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