プチ貯金の習慣で、なりたい自分に近づく! |
お金の使い方の上達が見える「つもり貯金」
お金を貯めることと使うことは表裏一体。ただ単に貯めてばかりでもつまらないですね。上手に使えるようになることで、貯めるのも楽しくなり、自分にとって大切なことや夢をかなえるために、より多くのお金を使ったり、貯めたりできるようになります。そこで取り入れたいのが「つもり貯金」。「買ったつもり」で、その分のお金を貯めることです。たとえば、コンビニで買い物したときにチョコレートも買おうかなと思ったけど、買わずにやめた場合は「買ったつもり」で貯金。雑誌を見ていて「かわいい服~、欲しいなぁ」と思ったら、買ったつもりで貯金。実際にやってみたAさんの感想です。
つもり貯金の習慣で、買物上手になる効果も! |
いかがですか?つもり貯金は単に小銭を貯めるものではなく、
(1)買うかどうか考えるのでムダ遣いの抑制になる
(2)決断力が磨かれる
(3)自分の努力が貯金額に表れるので、やる気が続く
という効果があるんですね。家計簿だけつけるよりもやるがいがあるという人もいました。
より効果を上げるために、自分なりのルールを決めておくのも1つの方法です。つもり貯金で貯めた額は、翌月から自動積立の金額に上乗せする。継続しているとだんだんと買い物上手になり、ムダ遣いを自然と抑えるようになるので、つもり貯金が増えなくなってきます。でもそれは、「貯まる体質になった」サインでもあります!つもり貯金から積立貯金へシフトすることで、より自然にお金が貯まりやすくなります。
または、つもり貯金の一部は、ご褒美として使ってもいいというルールにしてもいいですね。買わずにやめたものの中から、時間がたってもやっぱり欲しいと思えば買ってもいいと思います。大事なのは「時間をおいて考えて買う」ということですから、全部がまんしなくてはいけないわけではないのです。そのように少し柔軟なルールにしておくと、より継続しやすいでしょう。
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