１．収入を増やす
２．支出を減らす。
これは、みなさんもよくご存知のことだと思いますが、このことを、いかに着実に、自分の価値判断にもとづいて（他人から言われるままではなく）できるかによって、将来の保有資金額は大きく異なります。
実体をチェックすることから始めよう（支出を減らす）
いくら攻撃力の強い野球やサッカーなどのチームでも、無駄な点数を取られすぎると（得点＜失点）となり、試合には負けてしまいます。まずは、守りを固めることが大切です。
収入＜支出 ではなく、収入＞支出 になりやすくするために、まず、「支出を減らす」ことから考えてみます。（今までお会いしたお金持ちは、堅実なお金の使い方をされる方がたいへん多いです。）
気になる他人のサイフの中身
総務省平成14年の家計調査・男女年齢階級別家計
上から「平均」「男性」「女性」「35歳未満」「35～59歳」「60歳～」
総務省平成14年の家計調査・消費支出の項目別支出金額と構成比（全国・全世帯）
これが、平均値です。
しかし、平均はあくまでも平均で、この数値が正解というわけではありません。家族構成も異なりますし、何よりそれぞれの価値観が大きく異なります。平均値はたたき台として、自分の価値観にもとづいて無駄な支出をしていないかをチェックしてください。
「私は健康のために価格が高くても無農薬野菜を使う！」「食費を減らしてでも、オシャレでいたい」「人とのつながりを大切にしたいから、交際費は減らせない」など、一人ひとり大切に考えている支出の項目は異なります。
他人に「こうしなさい」と指摘されて減らす項目を決めるのではなく、自分の価値観にもとづいて、自らの意志で、この項目は減らせる、減らせないなどと、戦略を練ってください。
