どんな人と、どんな恋愛をしてみたいか。その時の気持ちによって、自然と、選ぶ相手が変わっていると思います。株式投資では、「どんなスタイルで株式投資をしたいか」によって、選ぶべき銘柄が変わってきます。
INDEX
■「将来に向けて、落ち着いて株式投資をしたい」なら……P1
■「今買って、すぐ売って、儲けたい」なら……P2
■参考資料を間違えるな!/……P3
遊び相手は、結婚相手にならない
将来に向けて、落ち着いて株式投資をしたい
「将来に向けて、資産を築いていきたい」という気持ちで株式投資をする場合は、結婚相手を探すつもりで株式銘柄を探してみましょう。結婚相手に必要なのは(性格が合う、優しいなどは当然として)、なりより「将来性」です。今はあまりパッとしなくても、この人は出世するな、この人はよい父親・母親になりそうだな、など、将来への期待・希望を感じる相手を選びますよね?株式も、「将来性」を見て選びます。今すぐ買って売って儲けるのではなく、今買って、株価上昇や株式分割などで資産が増えるのを待ち、最終的に(数十年後に)資産が築けていればいいと考えます。途中で値下がりする時期もあるはずですが、慌てず焦らず、「資産を育てる」つもりで持ち続けますので、「育って」くれないような企業の株式ではダメです。つまり、「成長が期待できる企業」、「将来性のある企業」の株式を選ぶのがポイントなのです。
将来性について考える
少子高齢化、新興国の経済成長、環境問題など、今後の日本・世界のテーマを見てみると「これからの世の中でニーズが高そうな分野」が見えてきます。例えば、少子高齢化によってペットを飼う人が増えそうだとか、高齢化によって健康へのニーズの高まりや、新型ウイルス出現などの脅威によって、医療・薬品関係の企業の仕事は増えていくだろうとか。結婚相手のルックスよりも「中身」を重視するのと同じように、現在の株価がどうなっているかよりも、まずは事業内容や技術力など「企業の中身」を見ます。その次に、現在の株価を確認して、安くなっている時に購入します。金融危機後の今なら、株価の水準としては買いやすい銘柄が多いと思います。P3の指標についても参考に。
「今買って、すぐ売って、儲けたい」という場合は、どんな風に選べばいいのでしょうか。→次のページへ。