国債・債券/債券関連情報

なぜ、債券は定期預金より金利が高いのか?(2ページ目)

国債などの債券と、銀行などの定期預金は、「利息がもらえ、満期が来たら元本や額面金額が戻ってくる」という点で、たいへんよく似ています。でも、債券のほうが金利が高いのが一般的です。その理由とは何でしょうか?

やがら 純子

執筆者:やがら 純子

マネープラン入門ガイド

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債券のデメリット、定期預金のメリット

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銀行が間に入っていることのメリットもあります
債券のリスクの一つに、「信用リスク」があります。債券を発行した国が財政破たんしたり、企業が倒産したりすると、最悪の場合、お金がまったく戻ってこない、あるいは一部しか戻ってこないという可能性があるのです。

しかし、定期預金ならば、ひとつの国やひとつの企業がダメになったとしても、私たちのお金に影響はありません。銀行が約束どおり利息を支払ってくれますし、元本も守られます。

ただし、たくさんの企業が倒産するような状況になると、その影響で銀行が倒産する可能性もあります。その場合、定期預金の元本全額が返ってくるとは限らなくなってしまいますが、「預金保険制度」によって少なくとも「元本1000万円とその利息」は返ってくることになっています。

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