メガバンクといわれる巨大銀行と消費者金融企業との提携や、CMにかわいいペットや女性を起用して、さわやかさなどを前面に押し出した企業イメージづくりを行っている消費者金融や世に氾濫するクレジットカードなどにより、『借金』に対する抵抗感やうしろめたさが薄れつつあります。

同時に自己破産者の数は年々加速度的に増しています。
(平成15年の自己破産者数24万人 年間200世帯に1件の割合です)
残念ながらその中には本人や家族が悲惨な状況におちいる場合もあります。
それらの方々は金融に関する知識がとぼしい場合が多く、お金に関するちょっとしたことを知っていたならば救われていたであろうはずの人が多数います。

皆さんのようにこうして情報に目を通し知識を持つ方が少し肩を叩いて教えてあげるだけで多くの方が救われるでしょう。我が子をそのような『借金の誘惑』や『借金の怖さ』から守るためにも、正面からこのような問題をとらえていただきたいと願います

<Contents>
1.我が子をお金の誘惑から守るために
2.まずは『「お金」とは何か?』を教える
3.おこづかいの決め方
4.お金のことを親から子供に正しく伝える

我が子をお金の誘惑から守るために

『借金』と大切な子供達を安易に付き合わせないようにするためには、幼い頃から『金銭感覚』と『お金の価値』そして『お金を管理する能力』について教えてあげなければなりません。社会に出て育っていく中で、お金の事は子供達自身が自ら学ぶだろうとお考えだとしたら、親の義務を放棄しているのと同じです。

しかも社会=国自体が毎年赤字家計で大借金を抱えているのですから、そこから学ばせようと期待をしない方が無難でしょう。やはり身近な親のお金に対する考え方、お金に関するバランス感覚、お金の使い方が子供にとって大きな影響を与えます。まさしく「子は親の背中を見て育つ」です。

皆さんの中にはとまどう方もいらっしゃるかもしれません。それは、親になられている多くの方々は、お金のことを教わらずに育ち、社会の中にお金のことについて話すことはタブーであるというような風潮の中で育ってきたからでしょう。
しかし、これからの社会は、私達でさえ体験してこなかった未曾有の少子高齢社会になるのです。生きることの厳しさは私達の世代の比ではありません。子供達が自分自身できちんとお金の知識と自立性をもち、自己責任のもと強く生きていかなければならないという状況が不可避です。子供達に力をつけてあげるためにも、親から子に対するお金の教育が必要なのです。

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