山田家の家計改善の取り組み
このままではいけないと気づいて生涯のマネーバランスをとり家計改善をしていくと決心した山田家の生涯収支はこのように変わりました。■ 山田家が取り組んだこと
(1)まずは家計コストの見直し
なるべく今の生活スタイルは変えたくありません。それらは手をつけずに山田家の場合は過剰となっていた保険にメスを入れました。毎月の保険料と年払いのものを入れると年間の保険料が100万円以上にになっていましたが、万が一の際の公的な保障(遺族年金等)、勤め先の保障、貯蓄状況を踏まえて、本当に必要な保障に見直し、保険料コストを年間20万円弱へと大幅に削減。
(2)貯蓄額の見直し
削減した保険料コストを活用し、これまで月々とボーナス時を併せて年間約60万円だった貯蓄額を年間140万円へと大幅に増やしました。
(3)財産の運用効率の引き上げ
現在の預金1,100万円と、効率の悪かった養老保険などを解約して戻ってきた解約返戻金700万円の合計1,800万円のお金を、まずは手元資金として300万を据置き、残りの1,500万円を人生の目的に合わせて投資信託などで分散投資を行うことにより、リスクを低減しながら収益性を高めました。
これまでの預金利回り0.03%程度から現在では7%以上の利回りとなっています。きちんとマネーの勉強をした上で資産運用に取り組んだおかげで、投資信託などで分散投資した金融商品15種類すべてが元本割れすることなく推移しています。