【Contents】
■終身医療保険と定期医療保険の違い(1ページ目)
■終身医療保険と定期医療保険はどっちがおトク?(2ページ目)
■いつまで保険のお世話になるかで明暗が分かれる(3ページ目)
■貯蓄計画と同時に考えたい保険のあり方(4ページ目)
終身医療保険と定期医療保険の違い
いろいろある医療保険。選ぶタイプや支払方法でおトク度が変わる! |
そんな医療保険も終身タイプと定期タイプ(一定期間の掛捨て)があります。基本的な保障内容が一緒だとしても、保険料の水準や保障期間・保険料を支払う期間などが異なっています。
■終身医療保険とは?
わりと多くの人が加入している終身医療保険は、一生涯の基本的に加入時の年齢によって保険料が決まり、その保険料は支払い続けている間は変わりません(アメリカンファミリーのEVER HALFなどを除く)。
一生涯の保障を得るための保険料の支払方法は、一気にまとめて支払う・毎月か毎年など定期的に一定の年齢(60歳か65歳までが多い)までに支払うタイプ・一生支払続けるタイプに大別されます。
契約時に一気にまとめて支払うタイプや、60歳までで支払ってしまうタイプは、保険料の前払いとなりますので、途中で解約すると解約返戻金が戻ってきます。
終身医療保険はずっと保険料が変わらないため、年齢が若い間はリスクに対して割高な保険料を支払うこととなり、年齢が上がっていくにつれてリスクに対して割安な保険料を支払うこととなります。
■定期医療保険とは
一定期間の掛捨てタイプで、年齢(リスク)に応じた保険料をその期間ごとに負担するものです。基本的に掛捨てタイプで、ほとんど解約返戻金や満期金はありませんが、その分、保険料はリーズナブルです。
保険期間は10年間などの一定期間で、保険料は毎月払いや毎年払いが多く、保険期間中の保険料は変わりません。10年経つと保険期間が終了しますが更新することができ、更新の都度、年齢が上がっていくので保険料も上がります。
本来、病気にかかる確率は20代より30代、30代より40代と年々高まっていきます。定期医療保険の場合は10年毎などの更新のたびに、リスクの増加に応じて保険料がアップしていきます。