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働くママは家計を圧迫?育児VS仕事(3ページ目)

育児をとるか、仕事をとるか……と考えたことありませんか?

平田 浩章

執筆者:平田 浩章

ファミリーのためのお金入門ガイド

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「育児派」のあなたのテーマ


以前、「出産・子育てで2億円が消える!?」というガイド記事でもご紹介しましたが、大卒女性の場合で、退職まで働き続けて得られる生涯所得は、退職金を含めて2億7,645万円。トータルで計算すると凄い金額ですね。

一方、育児休業を取得して働き続けた場合は2億5,737万円、出産退職後、子どもが6歳時に再就職すると1億7,709万円、同じく子ども6歳時にパート・アルバイトとして再就職すると4,913万円となります。

育児
かけがえのない子どもの成長のための時間
現実的に、子育てに専念する場合と働いた場合とでは、経済的な観点ではかなりの格差が生まれます。だからと言って出産をあきらめるという考えには賛成できません。また、子どもと一緒にいる時間などをお金との天秤にはかけられません。

育児派のメリットはなんと言っても、いつも子どもの成長を間近で見守れること。そして、ママ自身も自分や家族の将来を考える時間をつくりやすいですね。

■社会復帰への準備

冒頭でも紹介したとおり、子どもが成長していくに連れて、再び社会に出て仕事をする家計上のニーズや欲求がでてくる可能性に備えましょう。

子育てと家事をしながら、来るべき将来のために資格取得や勉強をして力をつけたり、社会の動きをニュースや新聞などでざっと見ておくことも忘れずに。それらと距離をおいて時間が経過してしまうと、いざ働くという時に自分自身がとまどうことがあります。

育児で社会から5年、10年離れてしまったと言っても、一昔ほど就職しにくいとか、強いデメリットになるという風潮も徐々に薄れつつあります。

もし「仕事派」を選んでいたら……
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