保険料の総額は軽く1千万円オーバー!
定期付終身保険の保険料推移の一例を挙げると次のとおりです。
<保険モデル>
・保険金額
⇒主契約の終身保険300万円、定期特約4,700万円で合計5,000万円
・特約の更新可能期間
⇒65歳まで(更新可能期間は保険会社や保険商品によって異なります)
・契約年齢
⇒25歳
●保険料(10年更新タイプのケース)
・25~34歳 月額 14,000円(年間168,000円)
・35~44歳 月額 18,000円(年間216,000円)
・45~54歳 月額 30,000円(年間360,000円)
・55~64歳 月額 61,000円(年間732,000円)
上記のケースで40年間保険料を支払い続けると、総額でなんと1,476万円になります。大きいですね。
この例では、65歳以降は更新ができませんので、1,476万円を40年かけて支払った後に残るのは、300万円の生涯の保障、あるいは解約した場合の解約返戻金のみということになります。
なんだか釈然としませんね。この差額は40年間の保障料として保険会社に支払うお金ということになります。
もちろん契約して1年目で万が一のことがあったら、わずかな期間の保険料負担だけで、5,000万円の保険金をもらうこともできたので文句は言えません。
しかし、実際には支払いが終わった後に「こんなハズではなかったのに・・・」という人が多いのも事実です。
万が一の備えに気をとられすぎたり、高価な買い物であるにも関わらず保険の内容をよく知らないまま契約した場合に起こりがちなケースです。