お年玉で家計がダメージを受けないために
一年の計は元旦にあり。2008年も良い年にするならスタートが大切・・・ |
車検費用や税金の支払いと同じように当然のこととして、出て行くお金と受け止めておくとあきらめもつきますし、日ごろから前もって準備することができます。
ライフプランやマネープランを立てている人は、お年玉を含めた人付き合いにかかる交際費や、お正月というイベントにかかるお金を、毎年の計画に入れて予算立てをして準備していますから、お年玉の出費を家計にとって手痛いものとは考えていません。
これは人生全体に通じてきます。マイホーム購入資金を計画立ててコツコツと準備する人、子どもの教育費を蓄えていく人、老後資金を長期的な計画で貯めている人。その時になって慌てることなく、着実に備えていきます。
子どもたちにお金との付き合い方を教える絶好の機会
子どもたちも親の背中を見ています。親に計画性がないと子どもたちもお年玉を計画性なく、一週間もしないうちに消費してしまいます。計画的に財産づくりに取り組んでいる親を見ている子どもは、お年玉の使い方を考えます。毎年、子どもたちは自分自身にとっては最も大金を手にするこの時期。子どもの金銭教育にも最適な時です。いろいろなことを子どもに教えてあげたいですね。
例えば、
●お金の意味や意義
●お金は本来、労働の対価であること
●大人はどれだけ苦労して、家族のためにお金を稼いでくるのかということ
●今つかうお金(消費)と、将来何かを手に入れるためのお金(貯蓄)に区分すること
●計画の大切さ など
皆さんは一年の中で最も子どもとコミュニケーションがとれる年末年始に、何を話しどんなことを伝えたいですか?
2015年も良い年にしていきましょう!