なんとなくでは貯まらない！ 貯蓄の目的をしっかり持つこと
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| 夫婦で夢や目標を十分に話し合って、貯蓄目的を共有することが、貯蓄目標達成の秘訣です！ |
「なかなか貯蓄ができな～い！」と嘆いている人に良くこんな質問をしてみます。「どうして貯蓄をするの？」、「いくら必要があるの？」、そして「いつまでに必要なの？」と……。
貯蓄がなかなかできない人は、「う～ん…具体的にはまだ…」とか、「大体、100万円位かな……」といった答え方をします。一方、上手に貯蓄ができている人は、「住宅購入のための頭金として、５年後に500万円位……」といった答え方をします。
どこが違うか、お分かりいただけたでしょうか？ 上手に貯蓄ができる人は、「貯蓄目標」を決める際に、具体的な目的があって、それを実現するための金額と期限をきちんと設定しているのです。
■具体的な目標設定は、はじめの第一歩です
例えば、あるDINKSカップル（世帯年収800万円）は、こんな風に貯蓄目標を決めています。
・海外旅行貯金（100万円、２年）
・マイカー貯金（200万円、７年）
・マイホーム貯金（500万円、5年）
・自己投資用貯金（毎年10万円）
・老後用貯金（2000万円、30年）
全部合計すると、毎年の貯蓄額は約255万円になります。この金額を見て、「そんなの無理だよ！」と思うかもしれませんが、２人でボーナスも含めて割り振れば十分可能な金額です。このカップルは、普段の生活をそこそこ楽しみつつ、２年に１度の海外旅行を実現しています。
パートナーと２人で貯蓄目標を決めれば、お互いに助け合って貯蓄ができるので、目標達成のパワーも２倍になります！
【関連リンク】
・貯まる！貯蓄術（前編）～共働き夫婦の場合
・賢くお金を貯める！
・貯蓄の基礎知識（All About家計管理）
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