住んだ後の意外な落とし穴!?
2人の将来のライフスタイルもしっかり見据えて、自分達に合った住まいを探しましょう! |
DINKSのライフスタイルに合った「住まい」の代表例として、都心のタワーマンションと郊外のこだわり戸建て住宅を取り上げてみました。実際に住んでいる人からの話をいろいろ聞いてみると、意外な落とし穴があることに気がつきました。
食べ歩きやショッピングが2人の共通の趣味というDINKSカップルが、都心のタワーマンションに引っ越した場合を考えて見ましょう。都心へのアクセスが便利ということで、毎週末になると、趣味の食べ歩きに一層熱が入り、気がついたら、外食費が引っ越す前に比べて倍になってしまった、なんてことに……。映画が2人の共通の趣味で地下室にシアタールームを設けたこだわり住宅派のDINKSカップルも、映画DVDのコレクションが一気に増えました。
2組のDINKSカップルに共通していえることは、引っ越す前に比べて、趣味にかける費用が大幅にアップして、家計の支出が増えてしまったという点です。もちろん、生活を楽しむための「住まい」ですから、自分たちのライフスタイル重視で選ぶことは大切です。でも、居住後の趣味などの出費の増加には、くれぐれもご用心を!
■住んだ後のコストを想像してみる
住まい選びをしている最中には、「友達を呼んでホームパーティを開きたい」とか、「シアタールームで映画三昧の生活を送りたい」など、楽しい生活のことばかりに目が行きがちです。住宅ローンの支払いも、現在の収入と支出(生活コスト)をベースに考えてしまいます。後になって、「こんなはずではなかった!」ということにならないように、住んだ後の生活コスト(大抵は、大幅に上がる!)を念頭に入れ、返済計画を立てる必要があります。
住まい選びは、将来の支出を見据えて慎重に! 2人の幸せ度がアップする「住まい」を見つけてください!
※シリーズ「どうする2人の住まい」
「本当に今が買い時?どうする2人の住まい」
「購入派vs賃貸派!?どうする2人の住まい」
【関連リンク】
・夫 VS 妻~住まい選びの価値観の違い!
・2人の住まい、どう選ぶ?
・住宅購入の手順 the 1st process(All About住宅購入のノウハウ)
・住宅購入にかかるお金・税金(All Aboutガイドサイト)