貯蓄/貯蓄できない人のための貯め方

夫婦ケンカが起きないお金の貯め方(2ページ目)

「今年こそ貯蓄を増やそう!」と新年に誓ったご夫婦も多いと思います。途中で挫折してしまったり、ケンカになってしまったりすることがないように、夫婦のタイプ別貯蓄法をご紹介します!

平野 泰嗣

執筆者:平野 泰嗣

ふたりで学ぶマネー術ガイド

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自分と正反対の性格に惹かれ合った2人
倹約タイプvs 浪費タイプ

正反対のタイプ
自分とは全く違うタイプの相手に惹かれて一緒になったけど、金銭感覚はどう影響する?
■事例1
出版社に勤めるマスミさんは、緻密な編集の仕事に携わることもあって、とても几帳面。一方、夫のアツシさんは、大らかなタイプで同僚や年下からの人望も厚く、面倒見がいい人柄です。細かいところによく気がつくマスミさんと、大らかなアツシさんは、お互い自分にはない面に惹かれあっています。

普段、暮らしている分には、申し分ないのですが、マスミさんは1つだけ気になる点があります。それは、お金の使い方……。結婚当初は、何かと物入りで、出費がかさむのは仕方がないと思っていました。けれども結婚3年目の去年の始め、「そろそろマイホームが欲しいから、今年は、貯金を優先しよう!」と2人で決心したのに、あまり貯金が増えていないのです。

年末年始に、2人で通帳を見比べてみたところ、マスミさんは、ボーナスも合わせて、1年間で100万円貯蓄が増えていましたが、彼はほとんど去年の残高のままでした。どうやら、お付き合いでの飲食代が原因のようです。「気持ちは分かるけど、もう少し飲みに行く回数、減らせないの?」マスミさんは、不満そうです。

■事例2
エンジニアのカズオさんは、休みの日はのんびり家でくつろぎたいタイプ。読書をしたり、TVを見たり、ゲームをしたりして過ごしています。派遣で営業事務をしている妻のナツミさんは、活動的で旅行が大好き。日帰りバスツアーや1泊2日の近場旅行などにも頻繁に出かけています。1回の予算はあまり多くありませんが、年間にすると結構な金額になるので、カズオさんはちょっと心配しています。「僕はそろそろ子供も欲しいし、将来のために貯金を増やしたいんだけどなあ」「うん、分かっているわよ。でも、頑張って仕事しているんだから、これくらい楽しみがあってもいいでしょ?」

「つなひきカップル」の2人には……

どちらの夫婦も、1人が倹約タイプで、もう1人がやや浪費タイプです。お互い、「貯蓄したい」という意思はあるのですが、どうも力の入れ具合が違っているようですね。

<つなひきカップル:
倹約タイプvs 浪費タイプ>
正反対のベクトル
※ガイド平野が作成

今回、ガイド平野は、上のようなイメージ図を作ってみました。これを「正反対のベクトル=つなひきカップル」と名づけたいと思います。ちょっと、物理の授業を思い出してみてください。一方がどんなに「貯蓄しよう」という方向に力を注いでも、もう一方が、「消費する」方向に力を入れてしまっていては、同じ方向に進むことは出来ません。

こういう場合は、まず、2人の現状を理解しあうことが大切だと思います。お互い「貯蓄したい」という意思があることは確認し合えているのですから、大丈夫。そこから一歩進んで、具体的に目標を決めましょう。

「何のために」「いくら」「いつまでに」貯めたいのか、紙に書き出すことが大切です。そこから逆算して、「毎月いくら」(ボーナスがある人は、「ボーナスからいくら」)を出しましょう。交際費や趣味にかけるお金は、毎月一定というわけではないと思いますので、スケジュールに合わせて予算を立てるのもいいでしょう。大切なのは、「先に貯蓄ありき」です。通帳にお金があるとついつい使ってしまうので、お給料が振り込まれる日や翌日付けで、口座から引き落としで積み立てが出来るようにすることをオススメします。

お金の話になると衝突してしまう2人:どっちが払う!?今月の家賃!

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