ローンを併用するとレバレッジが効く
レバレッジ効果を利用して収益力アップを実現 |
【ケース2】
価格 2,000万円(自己資金1,000万円+ローン1,000万円) 年間収益 100万円?30万円(支払利息)=70万円 自己資金に対する収益率 70万円÷1,000万円=0.07 →収益率は7パーセント |
自己資金に対する収益率は7パーセントに上がりました。全額自己資金の場合に比べて収益力が1.4倍になっています。このように、ローンを併用することで、自己資金の収益力をアップさせることができるのです。
ローンの割合が大きいほど、自己資金の収益力はアップします。たとえば、自己資金を500万円に下げた場合、自己資金に対する収益力は11パーセントにもなります。
【ケース3】
価格 2,000万円(自己資金500万円+ローン1,500万円) 年間収益 100万円?45万円(支払利息)=55万円 自己資金に対する収益率 55万円÷500万円=0.11 →収益率は11パーセント |
レバレッジが常に効くわけではない
レバレッジを効かせるためには、不動産の利回りよりもローン金利が低い必要があります。言い換えれば、「低い金利でお金を調達して高いもので運用する」という鉄則が崩れない限り、レバレッジ効果を期待できる、ということです。他人の力を借りることで、自分の力以上の収益を上げることができること、これがレバレッジ効果。投資においては非常に有効な手法ですが、レバレッジが高くなればなるほど、そのリスクが高まることには注意が必要です。
【関連リンク】
投資物件は利回りで選別される・前編(All Aboutはじめてのマンション投資)
投資物件は利回りで選別される・後編(All Aboutはじめてのマンション投資)
不動産投資は利回りが高い? (All Aboutはじめてのマンション投資)