シェアウェアの支払いについて
シェアウェアとはソフトウェアのライセンスの一形態で、継続的な使用に際して作者に対して料金を支払う必要のあるものを指します。ほとんどのシェアウェアは、ダウンロードして試用する時点では無料で、一定の試用期間を経てなお使い続ける場合には料金を支払うという仕組みをとっています。試用期間終了後にソフトを起動すると、登録番号(シリアルキー)を入力しないと正常に動作しないという制限が組み込まれているのです。作者に対して規定の料金(金額は作者が設定します)を支払うことで登録番号を発行してもらい、それを入力すればまたそのソフトが使えるようになるわけです。
シェアウェアの支払い方法は、以下の2つに大別されます。
1. 作者に直接支払う
個人でソフトを開発している作者によく見られるケースです。銀行口座を教えてもらってそこに振り込むというのが一般的です。また、作者がクレジットカード決済システムを導入していれば、そこからクレジットカードで決済することもできます。
これまで個人がクレジットカード決済システムを導入するのは敷居が高く、導入している人は少なかったのですが、最近はPaypalという個人同士が手軽にクレジットカードによる決済を行う仕組みが整ってきました。そのため、Paypalの利用方法を把握しておくと便利でしょう。
ネット決済システムの「Paypal」を使うと、作者に直接お金を支払うこともできる
入金確認~登録番号の発行にかかる作業は、通常ソフトウェアの作者自身が人力で行います。そのため、どの口座にいつ入金したかを作者にメールなどで通知しておくなど、意思疎通の確認をすることが重要です。でないと作者は入金に気づかなかったり、仮に入金を確認したとしても誰に登録番号を発行すればいいのかわからなくなる恐れがあるので注意しましょう。
2. 送金代行システムで決済する
ベクターの「シェアレジ」に代表される、フリーソフト・シェアウェアの紹介・ダウンロードを手がける大手Webサイトによる決済システムです。ソフトウェア作者がこの仕組みに対応していればこうしたシステムを利用しての決済が可能です。
フリーソフトやシェアウェアのダウンロードサイトにもシェアウェアの支払いもラクにしてくれるシステムがあるので、上手に利用しよう
特に、クレジットカードや電子マネーで決済する場合は人力を介さず、コンピュータシステム上で決済~登録番号の発行が即座に行われるので、入金後に今すぐ使いたい!という人にはうってつけのシステムといえます。
送金代行システムによっては手数料がかかりますが、作者とのトラブルなくシェアウェアの継続利用ができるメリットは大きいといえます。ソフトウェア作者にとっても、自分がいちいち入金や登録番号の発行処理をせずに済むのでありがたいシステムといえるでしょう。
ジャンル別フリーウェア・シェアウェアの選び方
このサイトでは誰もが使う可能性の高いジャンルについて、それぞれソフトの選び方と、おすすめソフトの紹介をします。1. ウィルス対策ソフト
2. PDF作成・分割・結合ソフト
3. 圧縮・解凍ソフト
4. バックアップソフト
5. ファイル管理・操作ソフト
6. 写真編集・加工ソフト
7. 動画編集・加工ソフト
8. Webブラウザ