最近のフリーウェア・シェアウェア事情
日々の作業を効率化したり、便利なものにするには欠かせないのがフリーソフトやシェアウェアと呼ばれるソフトです
その理由はいくつかありますが、たとえばフリーソフトの独壇場だったファイルの圧縮・解凍やクリップボード監視といった機能は、WindowsやMacなど、OSが標準で搭載するようになったことが大きな理由になっています。OSの不足を補う形で使われていたフリーソフトが、OSのバージョンアップによる進化で必須ではなくなってしまったのです。
わざわざフリーソフトをインストールしなくとも、Webサービスを使ったほうがフリーソフトを使うより便利な場合もあります。そのため、フリーソフトをそもそも導入したほうがよいのか、代替手段で事足りるのかを見極める目が以前にも増して重要になってきました。
一方で、特定の人気あるソフトが爆発的に普及するという現象がフリーソフトの世界でも起こっています。Webブラウザ「Firefox」などはその典型で、Firefoxとそのアドオンを使いこなせるかどうかで、PCでの作業効率に圧倒的な差がついてしまうことを多くの人が実感しています。
つまり、マニアックなフリーソフトをやたらと入れるのではなく、信頼性の高い代表的なフリーソフトについてひととおり習熟しておくことが重要になってきたといえます。