保険の種類、保険会社によっても異なりますが、通常保険の予定利率(*1)より少し高く設定されています。保険の契約時期によって金利が変わるタイプと、お金を借りる時期によって金利が変わるタイプがあります。
*1予定利率
契約者の払う保険料は、保険会社が運用して収益が見込めそうな分をあらかじめ割り引いて、決められます。その割引率の事を予定利率といいます。バブルの頃は運用がうまく行きそうだと言うことで予定利率も高く5%台でしたが、最近は1%台になっています。
●契約時期で金利が決まる
予定利率が高い時期に入った保険は、貸付金利も高くなります。
例
契約時期(平成) | 金利 |
~6年4月1日 | 5.75% |
6年4月2日~8年4月1日 | 4.75% |
8年4月2日~11年4月1日 | 3.75% |
11年4月2日~13年4月1日 | 3% |
●借りる時期で金利が決まる
保険加入時期に関係なく、定期的に見直される貸付金利が適応されます。
3 万一の時は?
●保険金や満期のお金は?
未返済の場合は、保険金が支払われた時(死亡、満期、解約等)に清算されます。入院給付金は、契約者貸付と相殺されないので、そのまま支払われます。
●配当金は?
貸付を受けた契約でも、貸付を受けない契約と同じ配当金が支払われます。
●税金の保険料控除は?
貸付を受けた契約でも、貸付を受けない契約と同じように受けられます。
最後に、返さなくていいお金をご紹介します。