アイフル 全店舗に業務停止命令
消費者金融業界大手が受けた厳しい処分。他の業者は…? |
事実が発覚し、処分を受けたのが先月の14日。そのときに命じられた業務停止期間が5月8日から始まったのです。停止期間については、営業所によって違います。明らかな違法行為のあった5店舗については20~25日間と長く、その他全店に関しては3日間という期間でした。
ですので、現時点ではいまだ業務停止中の店舗もありますが、大部分での店舗で営業が再開されています。(停止期間中は、貸し付け業務は一切行いませんが、返済は受付けています)
アイフル http://www.aiful.co.jp/
「ここから借りていなくて良かった~」そういう問題!?
アイフルの件が各メディアで大きな話題となり、こんな声を耳にするようになってきました。「良かった! あんなヒドイ取立てをするところから借りなくって」
「消費者金融5社から借りているけど、あそこだけは利用してない。ラッキー!」
別段、「ラッキー!!」でも「セーフ!」でもありません。楽天的に考え過ぎないようにしたいものです。
消費者金融は、アイフルだけが特別ではないからです。確かに、アイフルの取立ては他の消費者金融業者と比べて“やや厳しめ”であると言えると思います。
しかし、もっと過激な言動をする大手業者だっています。会社自体での傾向もありますが、担当者にもよってもかなり左右されます。別段アイフルだけが追い込みの激しい取立てをしているわけではないのです(アイフルを弁護する気は少しもありませんが。念のため)。
アイフルを含めて消費者金融を数社利用している人に、「もしも返済が遅れた場合、取立てが厳しいのは?」と質問したら、同社であるという意見もありますが、意外と同業他社の名前もあがります。ある程度意見は固まりますが、バラつきはかなりあるのです。“アイフルは特別である!”などと断言できないのです。