お金を借りる/まずはチェック!お金を借りる落とし穴

「金利1%」という貸金広告は本当なのか?(2ページ目)

雑誌などでよく見かける「金利1%!」「初回ご融資額『300万円』迄」などの広告。本当ならとても魅力的なものですが、甘い言葉の裏には、とんでもない罠が待ち受けていることがほとんどなのです。

横山 光昭

執筆者:横山 光昭

お金を貯める体質改善ノートガイド

  • Comment Page Icon

もうお金は振込まない!! でも…

「金利1%」という貸金広告は本当なのか?
甘い誘いには必ず裏がある。誘惑にのらなくたって、打つ手は…ある!
「このままだと、借金はますます増える…」と気付き、もうお金を振込まない!という態度をとると、業者は申込み時に審査と称して知りえた情報(勤務先情報や配偶者・親類情報など)を利用し始めます。「勤務先にバラスぞ!」「会社の上司に代わりに払ってもらいに行くからな!!」という感じで恐喝してくるのです。

実際に勤務先に来ないとしても場合によっては、勤務先にガンガン電話が掛かってきて、その人の仕事をする立場が脅かされることにもなってしまいます。

完全たる悪徳グループ集団ですので正体が捕まえにくく、結果、泣き寝入りしてしまうことにもなりがちです。貸金業登録で検索をして登録されていたところで(ほとんどが「都(1)」)、安心してはいけません。ウソの名称・所在・電話・代表者でやっています。おばけと同じです。

どうしてもお金に困った。でも解決法はいっぱいある!

“電話でお申し込み・簡単独自審査(10分)→20分後に口座にお振込み”。ありえることではないのです。逆に貸す立場で想像してみると分かります。さっき電話かけてきた知らない人に、お金を貸すなんてこと、怖くてできませんよね。しかも会わずに。

「限界に挑戦! 大口ローン強化中につき融資率99.9%」「失業中の方・主婦・アルバイトの方も完全融資」「自社貸付!」「完全秘密厳守」「全国消費者金融連盟推奨店」「貸し渋りはしません」「当社でダメなら他社もダメ」「当社だからできました」……。甘い言葉には要注意です。

特に地方に住んでいる人が、東京の業者に借りるなんてことは控えるべきです。お金にどうしても困っても、解決する方法などいっぱいあるのですから。だまされてはいけません!




【関連リンク】
【編集部からのお知らせ】
・「家計」について、アンケート(2024/12/31まで)を実施中です!

※抽選で30名にAmazonギフト券1000円分プレゼント
※謝礼付きの限定アンケートやモニター企画に参加が可能になります
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます