お金を借りる/まずはチェック!お金を借りる落とし穴

どこまで押す? 実践「新車の購入交渉術」(2ページ目)

新車を購入するときは「ローンを利用するから…」と購入交渉も妥協しがちです。でも、大事なお金を少しでも節約して、気に入った車を買いたい!コツはあるの? 自動車の賢い購入術をお伝えします。

横山 光昭

執筆者:横山 光昭

お金を貯める体質改善ノートガイド

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見積もりを出してもらうときのコツ

どこまで押す? 実践「新車の購入交渉術」
「仲良くなる」のが、上手に車を購入するコツ。
車を探すときは「一番欲しい車」「次に欲しい車」「安くなったら買っても良い車」というように4、5台をリストアップしてみましょう。

一番欲しい車だけに絞って交渉しても良いのですが、「私はこの車が一番欲しい」ということは前面に出さず、「安くなるならどの車でも良いと思っている」というスタンスで交渉に臨みます。担当者に「他社に負けたくない」というライバル意識を持ってもらうのもコツの一つです。

実際に見積もりを出してもらうときのコツは、まずは必要なもの、付けたいもの、あったら便利なものを全て組み込んだ状態で見積もりを作ってもらいましょう。それで提示された金額と、自分の予算が合致すれば言うことは無いのですが、あまりそういうことは無いハズです。そうなれば本格的な交渉の始まりです。

車の価格は「車両本体価格」「付属品価格」「諸費用」と分かれていますから、それぞれから値引いてもらうことで「値引きの細分化」をしてもらうのが鉄則です。総額から「まとめていくら」という値引きは一見良いようで余分な付属品や費用が計上されている場合がありますからチェックが必要でしょう。

ズバリ!値引きを引き出すコツとは

賢く値引きをしてもらうコツとは、ズバリ「担当者と仲良くなる」ことです。特に一番欲しい車の担当者とは、仲良くなると好結果につながります。

「あなたから買いたい」ということを伝えると俄然有利です。担当者だって人の子。上目線から「買ってやるから安くしろ!」という態度だと「このお客さんには売りたくない」と思われてしまいます。そうなると交渉はうまく行きません。

仲良くなっていると、交渉の後半のときにも有利になるかもしれません。交渉が煮詰まっていて、すでに予算範囲の金額に。この段階でもう一押したいが…というとき、「あと10万円下がれば予算に届きます。できればあなたから買いたいと思っているので、何とかなりませんか?」と言ってみます。

このフレーズで値引きの限界を探るのです。「もう無理です!」と即答ならば、あと10万円以内が限界です。「いくらだと購入してくれますか?」などと逆に尋ねられたら、あなたの本当に購入しても良いと思う金額をぶつけてみましょう。




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