自動車ローン・マイカーローン/自動車ローン・マイカーローン・オートローンの活用法

決済時期の自動車は価格もローンもお得!(2ページ目)

自動車業界の決算時期。各社は1台でも多く売りたいと値引きなどしているため、購入を考える人にはいい時期でもあります。ローンを組むときの注意点、ローンで買うとは自分のものではないということなどを再確認!

横山 光昭

執筆者:横山 光昭

お金を貯める体質改善ノートガイド

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値引きとローン金利の合わせ技を目指せ!

決済時期の自動車は価格もローンもお得!
自動車ローンも借金。うまく使いこなすことが大切。
決算の時期は、ローン金利もお得になりやすいもの。例えば、通常は金利が5.8%で設定されていても、最初から1~2%程度低い金利で組むことが出来る、期間限定金利が用意されていることもあります。

総額200万円の新車を頭金無しの60回均等払い、実質年率5.8%でローンを組んだ場合と実質年率4.8%で組んだ場合の1%違いで、総支払額で5万5千円の差がでます。これが値引きされて200万円になったのだとしたら、“値引き”と“ローン金利”の合わせ技で、二重のお得、節約になりますね。

ストップ!軽率な借金!!

冒頭でも触れましたが、ローンを利用して買い物をすれば、完済されるまでは「借金」です。同時に所有者(持ち主)でもありません。身近でいう典型は、クレジットカードで買い物をしたときがそうです。所有権留保という状況であり、完済されるまでは所有者ではなく“使用者”という概念なのです。

自動車も銀行・労金・JA等の金融機関から融資を受け買った場合、所有者はその本人になっていることもありますが、それ以外の大多数は所有権が留保されています。その証拠に、車検証の所有者欄を確認してみてください。マイホームだって所有者こそ本人ですが、抵当権者(お金を貸している人)が抵当権をつけており、返済ができない場合は競売等で売られてしまいます。

現在のような消費社会では、このシステムは要するに借金であることと、きちんと理解し、自分の支払える範囲でローンを組むのが鉄則となります。しかし、人間の深層心理には「いいものが欲しい」という永遠のテーマがあります。そこに振り回されず、本当に必要な時期で必要なものかを考えながら、いい買い物をされてください。それでこそ、生活は楽しめるものだと思います。


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