お金そのものは何も変わらない
お金と私たちには、ルールがあります。変わることは人にしかできません。 |
お金の価値は何も変わりません。関係が良くないと感じるならば、それはあなた自身のお金への価値観が変わったのです。
お金と人の関係は、人が主導権を握っているからこそ良好に保てます。借りたお金を返すために、新たに借りて返済しようとする人をよくみますが、そういった方は完全にお金に主導権が渡っています。早く主導権を取り戻して欲しいものです。
再度いいますが、お金は何も変わっていないのです。
お金の捉え方が生き方の鏡に
お金は自分自身を映し出させることさえあります。わずかな金額の借金で不安にさいなまれる人。多額の借金でも、こちらが驚くほどのんきな人。お金を使う人が、お金というものをどう意識し、どう付き合ってきたのかによって、その差は明確に出るようです。
お金は使う人の心の内面を映し出す「鏡」のようなもの。これがお金にまつわる相談を受けている者としての実感です。
心を奪われてはいけない
そしてお金は人の心をも変える力を兼ね備えています。良心的な本心を変化させ、その人の心を奪ってしまうのです。ときには命さえも。魔力を持った「お金」というものを敵にするか味方にするか、それはお金を使う人、つまり私たちしだいなのです。ある時は慎重に、ある時は大胆に使ってみるといいでしょう。それが、お金に対する価値観を生かせるか否かの分かれ道となるのです。
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