借金の返済・債務整理/これがキホン!お金を返す大事な話

自転車操業なんかに私はならない!

「私は返済で自転車操業なんかにならない!」はじめはみんなそう思って便利なクレジットカードの利用をし始めます。でも実際に失敗する人は何百万人もいます。そうならないための便利との付き合い方を考えましょう。

横山 光昭

執筆者:横山 光昭

お金を貯める体質改善ノートガイド

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“ちょっとキャッシング”がいつの間にか…!!

自転車操業なんかに私はならない
ちょっとしたきっかけが、思いがけない借金生活の入り口に。
「今月はお金が足りないっ。ちょっとだけキャッシング。すぐ返せるから大丈夫!」と、月々のピンチをキャッシングでしのぐ人がいますが、本当に大丈夫ですか? 来月必ず返せますか?そもそも、足りなくなった原因はなんだったのでしょう。

始まりから口うるさいようですが、借金の始まりのほとんどが、このような「安易な借入」から。そのときは決して多重債務者になることも、自己破産などの借金整理が身近なことになることなど想像すらしていません。翌月の支払が多くて「借りると返済が大変だったなぁ」と苦労を感じ、しばらく利用を控えるなど自分をコントロールできる人は問題ないでしょう。しかし「ちょっとだけ」が自転車操業の入り口となる人は、実は非常に多いのです。

返せないから「借りて返す」の繰り返し

すぐ返せる“はず”のキャッシング。このくらいなら大丈夫“だろう”と思って分割で買ったショッピング。しかし思いのほか返済額が大きく響き、給料では返せなくなってしまった…。そこで考えついたのが、クレジットカードのキャッシング枠で借りて返済するというやり方。そしてまた、こう思ってしまったのです。「このくらいの金額なら大丈夫。次にはきっと全部返せる」と。

このようにして実質的な借金のまわし、つまり“自転車操業”が始まります。返せないからキャッシングで借りて返済。次の返済も全額返せないから、また借りて返済。だんだん借入残高が大きくなるので、同じことの繰り返し。そして1~2社では足りず、3社4社と借り先を増やしてしまったり。なかなか抜け出すことのできない、多重債務と自転車操業のスパイラルに突入してしまいます。自転車のペダルが動かなくなるところまでこぎ続けることになりかねません。

借入は出金、返済は入金!?

キャッシングの返済が厳しかったとき「金銭計画の失敗をしてしまった」などと反省し、繰り返さないように自分で歯止めをかけられる人は良いのですが、「便利!」と捉えてしまう人は要注意です。次第にはじめてキャッシングしたときのようなドキドキ感が薄れ、お金を借りることに慣れてしまうのです。後払いでお金を借りることができるカードを持っているだけなのに、貯金のキャッシュカードのような感覚になってしまうのです。借入は出金、返済は入金する感覚です。こうなれば借りる感覚が麻痺しているといってもいいでしょう。

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