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ボーナスでやりたいこと1位「貯金」の意味(2ページ目)

ご存知でしたか。いまボーナスでしたいこと1位は「貯金」だということを。貯金することは今後のために良いことです。でもボーナスを貯蓄しようとするその行動心理の意味は? 貯蓄や節約は世相を表す??

横山 光昭

執筆者:横山 光昭

お金を貯める体質改善ノートガイド

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さまざまな「かもしれない」に強い不安

ボーナスでやりたいこと1位「貯金」の意味
今はいろいろな不安が次々生じる。負けないために、貯金。
日々の生活不安もそうですが、貯蓄しようとする心理には表面的なことだけではありません。それは現場で相談される内容から、事態はさらに深く長期的な不安も含まれていることが感じ取れます。

具体的には、会社が倒産になるかもしれない、リストラにあうかもしれない、年金がもらえないかもしれない、退職金がもらえないかもしれない、病気するかもしれない、意外と長生きするかもしれない(長生きリスク)まで、さまざまな不安を耳にするのです。全てまだ起こっていない、また起こるかどうかもはっきりしない「かもしれない」ことですが、このような漠然とした長期継続的な不安も強く入り混じっているのです。

夢や目標も持ち合わせたい!

現代はすべての事柄において自己責任時代です。そしてどこか心情なども入りにくく、事務的であったりもします。だからこそ、何か困ったことが起こっても対応できるよう、節約ややりくりを心がけて貯蓄していくのでしょう。しかしそれだけではどこか虚しいと感じることもあるはず。そうならないためにも、例えばですが何かを実現させる、やりたいことをあきらめないためにも貯蓄をしている、そう思えると素晴らしいですね。

貯金・節約の現象は単に「社会に対し不安が強くなると人は貯蓄する」を示しているだけです。そこにあなた自身が、夢や目標を持って生き抜いてほしいです。安心して生活できるような社会になるよう、個人が貯蓄や知識で努めるだけではなく、国規模の政治力により社会の改善も望みたいものです。“お金を貯金する”や“節約する”という行動は、各個人の社会や生活に対しての警戒心の表れなのです。
私たちは今、ボーナスでやりたいことの1位に「貯金」という時代を生きているのです。



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