借金の返済・債務整理/これがキホン!お金を返す大事な話

貯金体質への固定費カット「貯金生活宣言」

貯金体質になるために、まずは日々の生活にかかるお金を見直し。便利さに任せて、必要以上に使っているものはありませんか?固定費を少なくできれば、貯金体質になれる日も近いのです。

横山 光昭

執筆者:横山 光昭

お金を貯める体質改善ノートガイド

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貯金体質への固定費カット「貯金生活宣言」
必要な出費しかしてないはずなのに、どうしてお金が貯まらないの?
将来に向けての資金作りをそろそろ始めなくちゃ、今後に向けてお金の計画をきちんと立てようなどと思っていても、毎月のお給料は使いきり、ボーナスだって毎月の補填や返済でいくらも残らない…。そういう方が意外と多くいます。何に使ったかを振り返ってみても、特に無駄遣いは見当たらない…そういう方は「赤字体質」になっているのでしょう。

収入が少ないから毎月足りないのは仕方がない、そう思われる方もいるかもしれませんね。でも、同じ収入でもきちんとやりくりして貯金ができている人もいます。その差は何なのでしょう?

必要なものしか買ってないのに

手取り20万円ほどの収入ですが、いつも赤字のAさんと赤字にはならないBさん。家族背景も生活環境も似ている二人を比較して見ます。

Aさんは、家賃、食費、光熱費、洋服代、電話代という日常生活費のほか、趣味の車いじりや彼女とのデート代などに毎月の給料を使っています。安売り商品を買おうと努力はしていても、どんぶり勘定で今月は車にいくら使ったかなどは大まかにしか把握できません。

彼女とのデート代もお金をかけていないつもりですが、毎月いくら使ったかは大雑把にしかわかりません。携帯電話だって、彼女とのメールや電話、インターネット閲覧と、便利さに任せ好きなように使っています。それで、いつも給料日前はお金が不足するのです。

不足はカードに頼る…でいいの?

給料日前にお金が足りなくなると、食品や給料日前に安売りされていた車の備品などをクレジットカードで買い、赤字になる部分を補っていました。そして、ボーナスでその赤字部分を補填していくという生活。もちろんお金は貯まりません。

でも、Aさんはこういいます。「無駄な買い物はしていない。ほしいものは、安売りを見つける努力をして買っているのだから」。でも、これは完全に「赤字体質」なのです。
では、同じ収入でもBさんはどうして貯めることができているのでしょう?同じように家賃、食費、光熱費、洋服代、電話代、車、彼女とのデート代が主な支出。携帯電話だって使っています。支出する項目に、大きな差はありませんね。

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