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新入社員のためのマネー心得(2ページ目)

新入社員だからこそ知っておきたいお金の話があります。新社会人としてのマネー知識はもちろん、就業規則などのチェックポイントなどもご紹介します。

福一 由紀

執筆者:福一 由紀

ファイナンシャルプランナー / 仕事・給与ガイド

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給料の仕組みをしっておこう

給与
給与明細を受け取ったら、その支給内訳を理解しておこう
新入社員にとって、初任給は一大ビックイベント。振込み額だけをみて一喜一憂するのではなく、その内訳や項目などをしっかりと把握することが大切です。また、可能であれば、先輩の給与がどのようになっているか、どの項目がどれくらい増えそうなのかというのをリサーチしてみましょう。

一般的な給与明細には、基本給や手当などの支給項目が書かれています。この「基本給」は、退職金やボーナスの計算の時に使われることが多いものです。また手当には、時間外手当や資格手当、住宅手当などがあります。

他にも、有給休暇の取得日や時間外の勤務時間、遅刻などの時間などが書かれた勤怠状況も記されています。これらの情報をもとに、給与が計算されるわけですね。

また社会保険(厚生年金、健康保険、雇用保険など)の控除額や源泉徴収された所得税の額なども記されています。これらの金額がひかれて、手取額となるわけです。これらの金額の意味なども知っておきましょう。

就業規則は要チェック

最後に、新入社員だからこそチェックしておきたいことをご紹介します。それは「就業規則」。就業規則は、労働日や労働時間、賃金、賞与、手当、退職などが定められた規則です。常時10人以上の労働者がいる職場では作成が義務づけられています。

新入社員だとこの就業規則を見る機会があるかと思います。その時にはしっかりチェックをしておきましょう。給料に関しては、賃金の計算や支払い時期、昇給、賞与や手当の支給条件、時期などが書かれているはずです。

これらの項目をしっかりチェックをして、わからないことがあればきちんと聞いておきましょう。ボーナスの支給条件などは転職を考える時には重要なポイントとなります。何でも聞けるのは新入社員の特権。わからないことは聞いておきましょう。

新入社員にとっては、やっと社会人になれたという達成感が強いかもしれませんが、これは長い社会人生活の始まりです。お金に関してもしっかりと情報を収集し管理していきましょう。


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