例えばJA共済は農林水産庁、全労災は厚生労働省の監督下にある共済です。注意が必要なのは、無認可の共済です。共済と聞いて安心と思ってはいけません。中には実態がまったくわからない団体もあります。もし、自分が共済に加入する場合は無認可か認可か確認する必要があります。できれば財務状況や再保険先の内容も見ることができれば、その共済の状態や健全性を知ることができます。
先日、私の会社(不動産会社)に、ある共済の人が会員になってくれませんかと話をもってきました。内容は私の会社で管理している物件の賃貸借契約の火災保険の募集をその共済でやってほしいとのこと。この共済も無認可の共済でした。当然私はその共済の情報を教えて欲しいと言ったのですが、その共済の方は「では後日ご連絡します。」と言ってその後連絡はありませんでした。
もし私が「保険料が安くて、保険金額も今よりたくさんでるから、私の管理している賃貸物件の火災保険はこの共済にしよう。」と共済の内容をを調べず、営業の話の内容を信じ、入居者の人にその保険をおすすめして万一保険事故がおこった時、保険が出なかったらと思うと今でもあの時きちんと対応していてよかったなと思います。
もちろんすべて怪しいというわけではありませんが、もし、賃貸住宅に住んでいる方で賃貸契約時によくわからない共済の火災保険に加入した(火災保険の証券を見て下さい)という方は、一度物件を管理している不動産会社にこの火災保険を扱っていいる共済はどういう会社なのかきちんと確認してみるとよいかもしれません。
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