最近のブルーレイ・DVDレコーダー事情
いま買うならブルーレイ搭載型
全体的なトレンドとしては、次世代DVDへの移行がかなり進み、ブルーレイレコーダーが主流になりつつあります。以前は高価だったブルーレイレコーダーは低価格化が進んでおり、5万円以下でローエンドのブルーレイレコーダーが購入できるようになってきています。
■長時間録画機能とは?
最近のトレンドとしては、MPEG4AVC(H.264)変換録画機能による長時間録画機能があります。現在ではほとんどの機種が搭載しているこの機能ですが、その画質には機種によって特性や画質に意外に差があるので注意が必要です。
どれだけ長時間の録画ができるか?に関してはメーカーでは「~倍長時間録画可能」などと言っています。倍数が多いだけ長時間録画が可能になるわけです。
■独自の高画質機能
また、もう1つのトレンドとして、ソニーのCREAS、そして、東芝、パナソニックなどのメーカーが搭載する超解像技術などのメーカー独自の高画質機能の搭載があります。これらは環境や用途によってメリットがある人とない人がいるので、自分にとって、それがメリットがあるのか、よく見極める必要があります。
■急速に増加する3D対応レコーダー
最近ではブルーレイ3D対応製品が増えて来ました。ブルーレイ3Dを見るためにはテレビも3D対応であり、テレビとレコーダーを同時に3D対応にするにはコストが高いため、すべての人にお勧めではありません。しかし、近い将来3D対応テレビを買う予定があるなら、ブルーレイ3D対応レコーダーを選択するのもいいでしょう。
初心者向けのおすすめブルーレイ・DVDレコーダー
現在のレコーダーの機能は多彩であるため、自分の目的をはっきりさせないと機種を選択するのが難しくなります。レコーダー選びの第1歩は、自分の目的をはっきりさせることなのです。初心者向けであまり後悔しない無難な選択としては、まずは500GB程度以上のハードディスクを搭載して、デジタルWチューナーを搭載した機種を選択することです。「あまり録画しない」と思っていても、実際に使ってみるとバンバン録画してしまい、ハードディスクが不足するというのはよくあることです。
また、使ってみるとデジタルシングルチューナーに不満が出ることも多いので、はじめからWチューナー搭載機種を選択するといいでしょう。
予算が許せば、高画質にバックアップを作成できるブルーレイドライブ搭載機を選択するのがお薦めです。
【ガイドおすすめ機種】
・パナソニック BWT510
現在の一般的な要求水準であるデジタルダブルチューナーを搭載し、実用的に不満なく録画可能な500GBのハードディスクを搭載。USB外付けHDDにも対応。当然、ブルーレイ3D再生にも対応して、5万円以下の実売価格を実現したブルーレイレコーダーです。
次のページでは、購入前に知っておくと便利なレコーダー選びのポイントをご紹介します。