主婦が内緒で貯めたお金から、配偶者に言えないお金に! |
そもそも「へそくり」とは?
そもそもへそくりとは何でしょうか?【へそくり】内緒で貯めるお金。麻の皮の繊維を長くよりあわせ、管に巻き取った綜麻(へそ)を2~3本ずつ取りのけ私用にしたのが語源。(日本語大辞典)とあります。
元々の語源からすると、お父さんから渡された給料袋の中からいくらか抜き取って、タンスに隠しておく昔ながらの「へそくり」のイメージがピタリとはまります。では、そんな本家本元の主婦の皆さんはいくら貯めているのでしょう?興味深い調査がなされました。
いくら貯めた?
損保ジャパンDIY生命が20代から50代のサラリーマン世帯の主婦500人を対象にした「2013年夏のボーナスと家計・資産形成の実態調査」によれば、へそくりを持っている主婦は41.8%。その平均額は何と416万円!!昨年に比べて31万円アップで過去最高を記録しました。年代別では20代の平均が188.9万円。50代が637.3万円と、年代が高くなるほど、夫の役職が上がるほど妻のへそくりも増えるという結果が出ました。「夫に内緒の資産はいくらありますか?」
100万円未満 | 26.8% |
100万~200万円 | 21.1% |
200万円以上 | 52.1% |
この結果を見ると、7割以上の人が100万円以上貯めており「100万円を貯めてこそへそくりだ!」という気がします。
どうやって貯めた?
へそくりの調査結果は家計にアベノミクス効果が表れているかも聞いています。「はい」はと答えた人は10.2%。「いいえ」は89.8%。生活に変化が感じられないからと答える人が多く、へそくりをどのように貯めているのか気になるところです。トップ5を紹介します。(複数回答)●預貯金91.9%
●タンス預金13.4%
●株式13.4%
●投資信託12.9%
●年金・保険11.0%
トップ1がは、やっぱり預貯金、タンス預金と株式が2位なのは意外です。昔ながらのタンス預金でコツコツ貯めた人と、アベノミクス効果で上がった株を持っていた人が大きくへそくり平均額をアップさせたのでしょう。