さらなる想定外の事態があなたを襲う…
ライブドアショックでは、さらなる想定外の事態が待ち受けていました。ライブドア関連企業の株を、信用取引の保証金として評価しないという事態が発生したのです。
「マネックス証券:【重要】ライブドア株式等の代用有価証券の掛目の引き下げについて」
不測の事態に備え、株はできるだけ現物買いがオススメです! |
これは深刻です。なぜなら、これまで信用取引の保証金として評価されていた株式が、まったく評価されなくなってしまったのです。紙切れだ、と言っているのも同然だからです。ライブドアの株を担保に信用買いをしていた人は、追加の保証金を差し入れなければならない事態に陥るケースもあるのではないかと思われます。
ちなみに、ライブドアは、株式分割を繰り返したために、個人投資家でも非常に買いやすい株価でした。そのため、日経会社情報で確認したところ、昨年12月の時点で、発行済み株式総数の約5割以上が個人投資家だと書かれています。
こうした想定外の事態が、いつでも起こりうるのが株式投資の世界。株式市場に、「絶対」はないのです。今回、自分の資金以上に信用買いを行っていた人は、これを機会に、無理な信用買いは避け、買いの基本は現物取引だと考えるのがベターではないかと思います。
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