ガソリン以外にも値上がり製品が続出
身近な物の値上げで、節約生活を強いられる人も多い!? |
私たちの周りでは今、ガソリンに限らず様々な物が値上がりしています。寒い冬には必需品の灯油の価格も、原油から生産されますので値上がりが予想されます。そして、コーンなどの商品の価格も値上がりしていることで、食材の値上げが行われています。
これらの物の価格が継続して上昇すると、インフレになる可能性があります。デフレの時期が長く続いていましたので、少しでも価格が値上がりすれば割高に思えてしまう人が多いと思います。私も主婦の一人として、ガソリン価格や食材の値上げがじわじわと家計に影響を及ぼしているのを実感しています。
しかし、インフレになっても給料が上昇すれば、収入が多いためそれほどダメージはないはずです。ここ数年のボーナス調査では増加傾向にありましたので、本来であればダメージは少ないはずです。しかし、平成19年から定率減税の廃止や税源移譲の実施により、目に見える形で収入減を実感している人も多いと思います。
私たちのマインドが投資に影響を及ぼす
目に見えて収入が減少している状態で生活に直結するものが値上げされると、私たちのマインドが悪化し、個人消費の落ち込みにつながる可能性があります。私は、マインドの悪化が個人消費の落ち込みにつながり、それが企業の経営に循環していくと考えています。企業の経営は株価に反映されます。そして、株価の動向は経済活動全般に影響を及ぼします。つまり、今後、私たちのマインドが企業経営を左右すると言っても過言ではないのです。
また、原油を利用するのは日本だけではなく、外国でももちろん利用します。ですから、日本国内だけでなく世界規模でその利用動向を見守っていくことが重要になるでしょう。
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