防水機能を持っているデジタルカメラを選ぶ
防水デジカメの持つ防水機能はなにもプールや海といった水際だけで使えるというわけではありません。オールウェザー、すなわち雨や雪でも撮影できるという利点があるのです。その他にもたとえば料理を作る様子を動画撮影するといった水周りでの撮影、あるいは趣味の食べ歩きblogなどで料理の写真を撮影する場合などでも、防水機能は活躍してくれます。単純にコップを倒して水がかかるというようなシーンを想定してるだけでなく、たとえば汗をかいたグラスから滴った水がテーブルを伝ってデジカメに到達するというようなことがあり、そういった被害からデジタルカメラを守るのには防水機能が適しているのです。
また、ガーデニングなどで汚れがちなシーンで使用しても防水機能があれば、デジカメ本体の丸洗いができるので非常に便利です。もちろん、プールや海などでも防水ケースなどのオプションを使用せずに、デジカメ単体だけで安心して使えるというのは大きなメリットといえるでしょう。
「旅行におけるデジカメ選び」とも選択がかぶってくるのですが、対衝撃機能を備えているデジカメは多くの場合で、かなりごつめの外観となってしまいます。それに比べると防水機能だけを搭載しているデジタルカメラはスマートな印象の外観となっているので、拒否感が少ないといえるでしょう。
防水機能がおすすめなコンパクトデジタルカメラ
・ソニー Cyber-shot DSC-TX20防水防塵耐衝撃のタフデジカメでありながらCyber-shot TXシリーズの基本形を崩していないというデザインがなによりの魅力。防水5m、耐衝撃1.5m、耐低温-10℃で防塵機能あり。25mm相当スタートの4倍ズームレンズと裏面照射型CMOSイメージセンサを搭載しています。
・オリンパス TG-820
「防水デジカメといえばオリンパス」と思い浮かべるユーザーも少なくないはず。防水防塵耐衝撃のタフネスデジカメの元祖ともいえるでしょう。TG-820は水深10mとシュノーケリングていどであれば充分に水中撮影にも対応できる本格派。その他、防塵、耐衝撃2m、耐低温-10℃とクラス最高のタフネスさを誇っています。
・リコー PX
防水防塵耐衝撃を兼ね備えているにも関わらず、コンパクトかつシンプルなデザインは、多くのユーザーにとって拒否感の少ないものとなっています。防水は3m、防塵はIP6X、耐衝撃は1.5m。コンパクトであるにもかかわらず、CIPA準拠で撮影可能枚数は300枚。またUSB充電も可能となっています。
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