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20周年を迎えた≪たすけあい≫の特徴と今後の展開 CO・OP共済《たすけあい》(3ページ目)

日本経済がバブルで浮かれていた時期、「掛け捨て商品はもったいない」と相手にされず、しかしながら、根気強く共済のアピールを続けてこられたという20年と今後の活動を紹介。

執筆者:陣内 恭子

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《たすけあい》を使ったプランニング

≪事例紹介≫
30歳女性・会社員 
「毎月1万円の保険料なら支払える」
「あまり大きな死亡保障はいらない」
「入院日額5,000円は欲しい」 と考えています。

《たすけあい》女性L3,000円コース(65歳以降《あいぷらす》ゴールド80で継続)


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このプランでは、通常の病気入院で日額5,000円が確保。「女性コース」では、女性がかかりやすい87種類の病気による入院の場合、日額が3,000円アップし8,000円。

病気入院の保障の対象となるのは5日以上連続した入院ですが、その場合、初期入院共済金として最初の4日分にあたる2万円(女性特定病気入院の場合は3.2万円)が併せて支払われます。

ケガ入院は1日目から保障され、料理中の火傷や切り傷等、意外と多いケガ通院についても、1日目からの保障になっています。

「《あいぷらす》ゴールド80」への継続後は、病気入院は5日目から、ケガ入院は1日目から5,000円の保障です。

終身での保障は得られないものの、共済の掛け金、保障内容を見るとリーズナブルな商品です。


組合員の声を反映させた改善と実現へ

《たすけあい》20周年を機に、あらためて組合員の声を聞く取り組みを実施中ということで、CO・OP共済の歴史等が書かれたパンフレットが配布され、組合員の声が要望として改善へと生かされるということです。

組合員自身が組合員の立場で商品の開発に取り組み、掛け金を抑えながらも保障内容を改善していく部分は、生命保険会社の新商品開発の姿勢とは違っています。

ライフプランニング活動の関連では、景気の先行きや社会保険制度に対して不安が募る中、人生の早い段階からの消費者教育にも力を入れ始めていて、FPによる「かしこいくらしの見直し」講座が開催されていたりと、くらし全般に関わる生協として取り組みが続いているようです。
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