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高い保険、安い保険、なぜ価格差が生じるのか? 高い保険と安い保険の見分け方

物の値段には必ず理由があるように、保険料もちゃんと理由があります。高い理由、安い理由を知っていると自分の保険を理解することがかなり容易になってきます。今回はその理由を解明していきます。

長島 良介

執筆者:長島 良介

生命保険ガイド

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物の値段には必ず理由があるように、保険料もちゃんと理由があります。高い理由、安い理由を知っていると、自分の保険を理解することが容易になります。今回はその理由を解明していきましょう!

保険料が高い理由

一言で言えば「保険金支払いの可能性が高い」からです。どんな時、保険金は支払われる可能性が高いのか考えてみましょう。

高い理由・その1 保障が大きい

当たり前ですが、保険金額が大きければ、保険料も高くなります。死亡時の補償も金額が大きければそれだけ保険料も上がります。高級車につける車両保険もその金額に応じて高くなっていきますね。

高い理由・その2 保険期間が長い

これも大きな理由です。基本的には生命保険や医療保険、がん保険です。保険期間が終身という終身保険は保険料が最も高い保険です。長きに渡り保障しなくてはいけませんし、人は高齢になればなるほど保険金支払いの可能性が増えるので保険料は高くなります。

高い理由・その3 カバーする範囲が広い

一般の医療保険とがん保険を比べると一目瞭然です。保険は範囲を広げれば広げるほど保険料は高くなります。

高い理由・その4 貯蓄性が高い(保険料が戻ってくる)

これは満期保険金があるタイプと、保険期間の長い保険(終身保険など)が当てはまります。いずれも支払った保険料の総額にちかい、満期金や解約払い戻し金を受け取れるので、保険料は割高な印象を受けますが、目的を貯蓄と捕らえれば決して割高ではないことが分かるはずです。

まとめと最大のポイント

高い理由をまとめてみましょう。
●保障が大きい
●保険期間が長い
●カバーする範囲が広い
●貯蓄性が高い

でも、最大のポイントがあります。誰もが必要だと思う保険こそ、保険料も高いのです。誰も要らないと思っている保険は保障が大きくても保険料は安く、まさかの時に本当に助かるものです。

ご自身の保険が、保障(保険金額)が少ないのにやけに保険料が高いと思ったら、上記の理由が考えられます。

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