お金のこと、難しいですよね。コロナ禍もあって、ますますお金を貯めたい、家計を守りたい、と思っている人もいるのではないでしょうか。皆さんからのちょっとした疑問にオールアバウトの専門家が回答するコーナーです。今回は、お宝保険についてです。専門家に質問したい人は、コメント欄に書き込みをお願いします。
 

Q:「お宝保険」って何ですか? 今からでも入れますか?

「会社のバブル世代の上司がお宝保険に入っているそうなのですが、どんな保険ですか? 私もこの保険に入れますか?」(会社員)
 

A:1980年代から1990年代前半に加入した貯蓄性保険のことです。今から加入することはできません

昔(1980年代から1990年代前半)に加入した貯蓄性保険は、今はお宝保険といわれます。この時期は、特に予定利率が高く、予定利率が5.5~6%のものもありました。一般的な生命保険の場合、契約時に約束された予定利率は契約後に変更されることはありません。

お宝保険は、高い利率で運用して返すことを前提に設計されていますので、貯蓄性が高い内容になっています。お宝保険の特徴とは、貯蓄型の保険(終身保険や養老保険、個人年金保険など)で、利率が高いほど、解約時や満期時に受け取れるお金が多くなります。

近年では2017年4月1日に、金融庁が標準利率を1%から0.25%へと大幅に引き下げました。生命保険会社はこの利率を参考にして保険商品を設計しているため、今からお宝保険に入ることはできません。また現在は超低金利であり、将来お宝になる保険が再度、販売されることは考えづらいと思います。

今も条件のよい保険に入っている人は、保険の見直しや解約をしてしまうと、せっかくのお宝を手放すことになりますので、注意しましょう。解約してしまうと、同じ条件では加入できません。

お宝保険から現在販売されている保険に切り替えると、今よりだいぶ不利な内容になってしまうことがあります。自分の保険の見直しをする前に、「お宝保険」ではないかを、保険証券で契約内容をチェックしましょう。現在50歳以上の人の中に、そういう保険に入っている人が多いかもしれません。

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監修・文/深川弘恵(ファイナンシャルプランナー)

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