その3 収入の変化
収入が増えればライフスタイルも変わります。単純に出費が増える傾向にあります。収入が少ない頃に加入した生命保険は収入が少ない頃のライフスタイルで必要な金額を計算していた場合、生活資金としての生命保険も見直さなくては遺族が生活レベルを下げなくてはいけません。
反対に収入が下がってしまった場合は、保険料という支出が負担に感じてくるものです。収入が下がると貯蓄を取り崩すという状態が考えられます。
そうなると急な医療費の出費やまさかの時の資金の確保が容易ではなくなってしまいます。
そこで、保険が役に立つわけですが、多くの人がまず保険料を削るという発想をします。
しかし貯蓄に頼れない状態で保険を削ってしまうことは危機的な状況を招きます。これを防ぐためには保険金額は変えずに保険の期間や内容を調整しながら保険料を抑えていくという方法が有効です。
保険の見直しを通して
家族に変化があった人、仕事に変化があった人、収入に変化があったひとは、生命保険の目的、保険金額の再確認で保険料のムダをなくしましょう。そして、生命保険の見直しを期に生活スタイルや家計全般にもう一度目を配ってみると思わぬ発見があるかもしれません。