結婚式・披露宴マナー/結婚式のスピーチ・祝辞

結婚式のスピーチ・祝辞の基本

スピーチを頼まれたら、快く引き受けるのがマナーですが、媒酌人、主賓、来賓といろいろな立場で、その内容も相手との関係によって変わってきます。今回はスピーチ・祝辞のコツをお伝えします。

中山 みゆき

執筆者:中山 みゆき

冠婚葬祭ガイド

友人や知人などの結婚披露宴でスピーチを頼まれたら、快く引き受けるのがマナーですが、媒酌人、主賓、来賓といろいろな立場でのスピーチがあり、その内容も相手との関係によって変わってきます。今回はスピーチ・挨拶のコツをお伝えします。

相手との関係やスピーチの内容を確認

スピーチ
主役は、新郎新婦であることを忘れずに、心温まるスピーチを!
スピーチを頼まれた時、自分はどの立場で話すのかを確認しておきましょう。なぜなら、他の人が自分と同じような話をすることがあるからです。たとえば友人が多く出席する場合では、自分しか知らないエピソードがふさわしいですし、少ない場合は本人の人柄を中心に話してみるとよいでしょう。

 

スピーチの柱を決める

最初に何をどう話してよいか思いつかず、悩むということはよくあること。ほとんどの場合、「何を話そうか」ということでつまづきます。スピーチの相手はもちろん、これから幸せになってもらいたい新郎新婦です。

上司や後輩、友人の場合、新郎新婦との接点を考えてみると色々と思い浮かびませんか? そのことがスピーチの柱となります。当然、あなたと新郎新婦との関係でスピーチの内容も変わってきます。

あれもこれも話さず、題材は一つに絞る

スピーチの題材を考えていくうちに、あれもこれも話そうと考えてしまいがちですが、これでは話が長くなり一般的によいといわれている「3分スピーチ」を超えてしまいます。あまり長くなると聞き手も集中力がなくなり、最後は聞いてもらえなくなるかもしれません。

また、あまり題材が多いと最初の話を忘れてしまい、最後は何の話か結局わからないことになってしまいます。限られた時間で印象よく話すには、題材は一つに絞ることがポイント。例えば、新郎新婦の人柄や学生時代のエピソードなど、家族も知らないことを考えてみると意外と早く題材が決まるかもしれません。

題材が決まれば、次はスピーチの基本構成を考えるだけです。しっかりと組み立てていきましょう。

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