学費・教育費/教育資金の貯め方

教育資金いくら貯める?(中学から私立)

中学校から私立に通うつもりでいる人は教育資金をどう貯める?

豊田 眞弓

豊田 眞弓

教育費 ・ 奨学金 ガイド

マネー誌・女性誌の外部ライターを経て、マネーコラム執筆や監修、講演・研修などで活躍するようになる。ライフワークとして、子供や生徒・学生の金融経済教育に携わり、子どもマネー総合研究会理事や、亜細亜大学ほかで非常勤講師も務める。趣味は講談、猫に添い寝。

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中学から私立に入ることを想定する場合、私立時代である中学・高校・大学時代にかかる教育費を貯めることになります。小学校までの教育費は原則として家計の中からまかなう、という考え方です。

文部科学省「子どもの学習費調査(2006年度)」、同「データから見る日本の教育2006」によると、私立中学・私立高校・大学でかかる教育費と関連費は、次のとおりです。中学3年間380万円、高校3年間で313万円、大学4年間で581万円。これに、受験準備分として年間100万円×2年を加えると合計約1500万円。大学時代に下宿する可能性があれば、年間100万円程度の実費も別途かかりますので、それに上乗せして備える必要があります。

中学から私立の場合で、半分を貯蓄でまかない、半分を毎月の家計でまかなうパターンの場合は下記のようになります。年間1人につき100万~150万円の教育費が10年間にわたってかかり続けるため、準備をしっかり行うことも大事です。

もちろん、収入が高く家計の中で十分にまかなえる場合は貯蓄は不要ですが、そうでない場合は、中学入学前までに準備をしておきましょう。

<貯蓄目安額>(あくまでも目安です。中学以降私立文系の場合)
・大学が自宅通学なら800万~1000万円
・大学が下宿予定なら1000万~1200万円
*不足分は奨学金などで埋める。

参照:大学が国立の場合は、自宅通学で700万~900万円。
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