日本の最先端でも医療費助成はあるのか?
日本中に医療費助成制度が浸透しているのか、広い日本の先端(無人島等は除く)にある市町村で確認してみました。- 沖縄県与那国町(日本最西端)※TOPページ→行政情報→各種申請手続
0歳~就学前の入院・通院での医療費自己負担分を助成します。入院時食事療養費は助成対象外。
沖縄県としての基準は、0歳~4歳の入院と0歳~2歳の通院での医療費自己負担分を助成なので、町独自の上乗せをしており、南国の島でも子育て支援にきちんと取り組んでいます。
- 東京都小笠原村(日本最南端)※村民便利帳→医療・保健・健康
日本の最先端でも子育て支援しています
0歳~就学前の入院・通院での医療費自己負担分を助成します。
- 北海道根室市(日本最東端)
0歳~就学前の入院・通院での医療費自己負担分を助成します。
- 北海道稚内市(日本最北端)
0歳~就学前の入院・通院での医療費自己負担分を助成します。ただ、初診時には医科580、歯科510円の一部自己負担があります。所得制限あり。
日本の有名な観光地はどうなっているの?
観光客がたくさん来る観光地であれば財政に余裕があり、医療費助成制度も充実しているのではないかと思い調べてみました。- 日光市
0歳~小学3年の入院・通院での医療費自己負担分を助成します。入院時食事療養費も助成対象。
※日光市は平成18年3月20日に、旧今市市、旧日光市、旧藤原町、旧足尾町、旧栗山村の2市2町5村が合併しています。
- 那須塩原市
同じ栃木県内で距離も近い日光市と助成内容は同じです。
- 軽井沢町
0歳~小学6年の入院・通院での医療費自己負担分を助成します。入院時食事療養費は助成対象外。所得制限なし。
- 高山市
0歳~小学6年の入院・通院での医療費自己負担分を助成します。入院時食事療養費は助成対象外。所得制限なし。
高山市は日本で一番面積が大きい(東京都と同じくらい)市ですが、人口はわずか10万人弱です。それだけ自然が多いと子供も健康に育ち、医療費を助成してもらう機会が少なさそうです。
原子力発電所があると助成内容も充実するのか?
原子力発電所のある自治体は国からたくさんの補助等がでて、財政に余裕があり医療費助成も充実しているかと思い調べてみました。- 北海道泊村
0歳~中学3年の入院・通院での医療費自己負担分を助成します。入院時食事療養費は助成対象外。
※泊村は北海道の西部、積丹半島にある人口約2000人の小さな村です。泊原子力発電所があります。
- 宮城県女川町
0歳~就学前の入院・通院での医療費自己負担分を助成します。入院時食事療養費も助成対象。所得制限あり。
※女川町は宮城県東部にある、人口約1万人強の小さな町です。女川原子力発電所があります。
- 茨城県東海村
0歳~就学前の入院・通院での医療費自己負担分を助成します。ただ、通院は医療機関ごとに1日600円(月2回を限度、3回目から無料)、入院は医療機関ごとに1日300円(月3,000円を限度)の一部自己負担があります。入院時食事療養費は助成対象外。所得制限なし。
※東海村は日立市のすぐ南隣にある村です。日本原子力発電の東海発電所があります。
最後は医療費が充実している自治体を紹介します