入院給付金日額はいくらにする?

医療保険の入院給付金日額とは、入院した時にもらえる入院給付金保障の日額のことです。日額10,000円に加入していれば、入院した時に治療費などで2000円しか使わなかったとしても10,000円もらえます。入院給付金日額をいくらにしたら良いのかは、過去入院・手術をしたことのある人なら何となくイメージできるかも知れませんが、ほとんどの人は病気やケガで入院・手術をしたらどのくらいの自己負担になるのか見当がつかないと思います。

そこで、生命保険文化センターの「生活保障に関する調査」/平成16年度などのデータを参考にしてみるとイメージしやすくなります。この調査によると、入院時の自己負担額平均は26万円、1日あたりの自己負担額では平均14,700円、また、一般的な入院保障の加入実態としては、入院給付金日額の平均が男性は10,500円、女性は8,200円となっています。

入院給付金日額は10,000円あれば安心かな
入院給付金日額は10,000円あれば安心かな
一方、各医療保険で設定可能な入院給付金日額の範囲は、5,000円~20,000円としている商品が多く、各保険会社としてはこの範囲が妥当と考えているのだと思います。保険コンサルティングの場では、通常5,000円~10,000円の範囲で提案するケースが多いですが、将来健康保険の自己負担割合改訂やインフレが゛起きた時の事も考えて、10,000円くらい確保しておくと安心できそうです。

1入院あたりの支払限度日数はどうする?

医療保険の入院給付金保障は、ほとんどの商品で保障してくれる日数に限度を設けていて、限度日数を越えた入院は保障の対象外となります。現在では1入院あたり30日が限度の30日型から、1入院あたり1095日が限度の1095日型まで実に多くの種類が存在しています。月々の保険料は30日型のほうが1095日型よりも保障範囲が狭いから当然安いのですが、では何日型を選べば良いのでしょうか?

一般的なデータとしては、保険会社もパンフレットに使うケースが多い厚生労働省の患者調査が参考になります。H17年患者調査で入院日数をチェック!でも最新版(平成17年度)の患者調査データから入院日数の現状と傾向を取り上げています。入院日数は徐々に短くなってきていますが、まだ諸外国に比べてかなり長いこともあり、今後もしばらくは短縮傾向が続きそうです。よって1入院あたりの限度日数をそんなに長くする必要はなさそうですが、個々により事情は違うので、限度日数と保険料とのバランスを考えながら安心できるタイプを選択してみると良いです。

保険会社としても、最近は60日型を中心とした比較的短期の商品を中心に構成しています。1入院の限度日数を短くすれば保険料は下がるので売りやすくもなります。


次は入院保障開始は何日目から?