金利&格付けの高さが人気
この数年でぐっと知名度を増した南アフリカランド債をご紹介! |
例えばイー・トレード証券では、「世界銀行(国際復興開発銀行)南アフリカランド建利付債券(2007年2月14日~3月9日まで)」を、年利8.10%、格付けトリプルA、期間2年、申し込み単位約42万円※という条件の下で売り出しています。
※1南アフリカランドあたり17円として換算しています。
この条件を見てまず目を引くのは、なんといっても年率8%もある金利でしょう。しかも格付けはトリプルAとくれば、ぜひ投資したいと考える人は少なくないはず。でも、その前にメリットとデメリットについてしっかりと理解しておきましょう。
発行体の確認、忘れずに!
債券を購入するならどんな発行体によって発行されているのかはとても重要なポイント。同様に元本と利息をきちんと払ってくれるかどうか、その信用度の目安となる「格付け」もチェックしておきたいポイントです。これまでに売り出された南アフリカランド債の発行体は、世界銀行やアジア開発銀行など。例に挙げたランド債の場合は、世界銀行が発行するいわゆる「世銀債」と呼ばれる債券です。
世界銀行は、そもそも第二次世界大戦によって荒廃した国々の復興を支援するために設立された国際金融機関。現在では、発展途上国の開発を目的としたプロジェクトへの融資が主な業務となっています。格付けは、格付け機関のスタンダード・アンド・プアーズ社、ムーディーズ社の両社が最上級のトリプルA(2007年1月時点)と評価しています。
続いて、なぜ南アフリカが注目されるのか検証してみましょう!さらにランド債の売出し情報も!