掲載日: 2006年 04月 26日

TOEICスコアは偏差値のようなものって本当?

文章:中田 達也(All About「TOEIC・英語検定」旧ガイド)

TOEIC運営委員会に対する質問・疑問を大募集!」では、TOEICに関する皆様の疑問・質問を募集いたしました。先日、皆様から頂いた質問を携え、TOEIC運営委員会にお邪魔して、色々と伺って参りました。

「TOEICに関するよくある質問」シリーズの第1回では、「TOEICに点数が取りやすい月があるって本当?」という噂について検証いたしました。今回は、第2弾として、「TOEICスコアは偏差値のようなものって本当?」という噂を取り上げます。

TOEICのスコアは偏差値って本当?

Q:
TOEICに点数が取りやすい月があるって本当?」という記事を読んで、TOEICのスコアが複雑な方法で計算されているということは判りました。計算の仕組み自体はよく判らないのですが、大雑把に言って、大学受験などで使われる偏差値のようなものだと考えて良いでしょうか?

A:
TOEICのスコアと偏差値とは違います。いくつかのインターネットの英語学習サイトでは、「TOEICのスコアは偏差値のようなものです」という解説をしているものがあるようです(例えば、ACEやダン上野氏のHP」など)。

ACEの作者によれば、TOEICのスコアに関しては「勘違い」している人が多いということですが、悲しいことに、「TOEICのスコアは偏差値のようなもの」というそのサイトの解説自体が「勘違い」です

ここでは、TOEICスコアと偏差値の違いをわかりやすくご紹介いたします。まず、偏差値とは、集団の中での位置づけによって決まる値です。偏差値の仕組みを簡単に解説すると、

・ 平均点と全く同じ点数をとると、偏差値は50。
・ 平均点よりも高い点数を取ればとるほど、偏差値は50よりも高くなる。
・ 平均点よりも低い点数を取ればとるほど、偏差値は50よりも低くなる。

となります。偏差値の利点は、平均点が異なるテストの得点同士を比べやすくなるということにあります 。

といっても、ちょっと判りにくいですね。次のページでは、偏差値の具体例を見てみましょう。

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